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帯状疱疹ワクチン(シングリックス)接種ご検討の方へ

帯状疱疹は、多くの人が子供の頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こる皮膚の病気です。加齢やストレス、疲れなどで免疫力が低下すると、体内に潜んでいたウイルスが再び活性化し、ピリピリとした痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれが体の片側に帯状に現れます。

日本人では50歳から発症率が高まり、80歳までに約3人に1人が発症するといわれています。多くの場合、皮膚の症状が治ると痛みも消えますが、中には「帯状疱疹後神経痛(PHN)」と呼ばれるつらい痛みが何か月、時には何年も続いてしまうことがあります。

 

帯状疱疹は、ワクチンで予防できます。

当院では、帯状疱疹を予防するためのワクチン「シングリックス」の接種を行っております。

 ◆シングリックスとは?

    • ウイルスの感染性をなくした「不活化ワクチン」です。

    • 筋肉内に2か月間隔で2回接種します。

    • 50歳以上の方で97%以上、70歳以上の方でも90%以上という高い発症予防効果が報告されています。

    • 帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症を抑える効果も期待できます。

  ※参照リンク:

帯状疱疹ワクチンについて(厚労省)

帯状疱疹予防(GSK;製造販売元)

《帯状疱疹ワクチン定期予防接種》

◆対象の方

・当該年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方

・101歳以上の方【令和7年度のみ】

・60歳以上64歳未満の方で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の障害で日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方

 (免疫機能の障害で身体障害手帳1級相当) 

※定期接種の機会は、該当年齢に達する年度内で、生涯に1度のみです。例えば、65歳で定期接種の対象者となった場合、その5年後の70歳のときには定期接種の対象者にはなりませんので、ご注意ください。(5歳刻みの年齢の対象者は令和11年度までの経過措置です。)

◆自己負担額:12,000円/回(2回接種となります)

※当院は市外(県内)の予防接種相互乗り入れ接種協力医療機関の該当施設になります(リンク

《帯状疱疹ワクチン任意接種(自費)について》

埼玉県にお住まいの方は、接種費用の助成が受けられます。

埼玉県では、帯状疱疹ワクチンの任意接種費用の一部を助成する制度を実施しています。

下記は蕨市・戸田市お住まいの方の記載内容となります。各市の助成金詳細については下記リンクも合わせてご参照ください。

  • 対象者:接種日において蕨市または戸田市に住民登録のある50歳以上の方

  • 助成内容:シングリックスの場合、1回につき10,000円を上限に、2回まで助成が受けられます。

  • 申請方法:当院の窓口で接種費用を全額お支払いいただいた後、ご自身で市役所へ申請手続きを行っていただくことになります。申請には領収書など必要書類が必要となります。

蕨市:帯状疱疹ワクチン予防接種について

戸田市:帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用助成事業

川口市:帯状疱疹ワクチン予防接種について

さいたま市:令和7年度帯状疱疹ワクチン予防接種について

 


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